花のある暮らし。
それが心豊かなものであることは、誰もが知っているはず。
けれど、日本の花き業界が縮小の一途にあるのも現実です。

八重洲・日本橋・京橋(YNK)エリアでは会期中、
訪れる人を様々な花でお迎えします。

持続可能な〈花のある暮らし〉 へのアクションとして、
人と花の距離をもっと近くに――
江戸の
「花文化」の
記憶

町民が主役だった江戸時代。
外国から訪れた人を
驚かせたものの一つが、
江戸市中の誰もが花を愛でる姿でした。

新しい年の縁起かつぎ、
折々の季節を味わい楽しむために
草花を買う。

その心持ちの豊かさに目を
見張ったといいます。

人々が行きかう賑やかな
「通り道筋(現在の中央通り)」に
おいても、天秤棒を担いだ
〈花売り〉の人気は高く、
花を通して多くの人の生活を
豊かにしました。

——Meet with Flowers.
江戸から東京へ時代が変わっても、
世界が憧れた〈江戸の花文化〉の記憶を、
このまちで紡いでいきます。

column江戸時代にタイムスリップ!?

江戸時代、大きく花開いた園芸文化。その一端を担ったのが、 一年通して季節の花を売り歩く「花売り」でした。
彼らに扮した役者絵が残っているように、「花売り」は時代の先端をいく粋でかっこいい職業だったのです。
本イベントでは会期中、「花売り」を現代風に解釈して、街中を転々と移りながら切り花の無料配布を行います。

「守貞謾稿 巻6」(国立国会図書館)を加工して作成

・混雑回避のため、時間の詳細のお問い合わせには回答いたしかねます。
・天候やその他の理由により変更する可能性があります。

切り花の無料配布

花を育てている全国の生産者を応援し、花需要を喚起していくため、切り花を無料配布します。手にした花は、「#meetwithflowers」を付けてインスタグラムに投稿を。たくさんの人に届いた花々の写真がエールになります。

column花の裏側にあるストーリー

コロナ禍によって日本の切花生産農家の経営は大きく揺らぎました。その回復に水を差す形となったのは、原油価格・物価高騰と、猛暑や豪雨、台風など年々深刻さを増す異常気象。生産者にとって厳しい状況が続いています。
日本では、花といえば、誕生日や記念日、卒業式といった特別の日を飾る印象を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。それはもちろん素敵なことですが、近い将来、私たちの日常に花が根付くことを、生産から小売りまでの関係者の多くが期待しています。 

まちにエネルギーを与える現代の町民
参加アーティスト紹介

グラフィックアーティスト、ペインター

WOK22

ストリートカルチャーをベースに、つながりを視覚化する作品を創作。adidasやSoftBank Hawks、PARCOなど企業・ブランドとのコラボレーションのほか、ONE PIECEアートプロジェクト、Audi Q4 e-tronローンチイベントなどへアートワークを提供。本イベントでは展示企画に加え、キービジュアルや無料配布される花の台紙のデザインも担当。

3/23(土)~4/7(日)
東京スクエアガーデン正面東側(中央通り沿い)MAP1

建物周囲を覆う緑と呼応する、花を描いた高さ3メートル、全長20メートルに及ぶグラフィック作品群。都市の自然とストリートアートが交じり合い、ポジティブなエネルギーで満たされる。夜には、LEDの光で色鮮やかに変化。

ライブペインティング
3/30(土)10:00 ~17:00

木漏れ日や都会の喧騒など、その場の様々な要素の調和が映し出されていくキャンバス。公開制作を通じて、WOK22の心情のレイヤーが描きとめられていく様に時間が経つのも忘れそう。 ※雨天は屋根下にて実施

現代アートユニット

wilquitous

FlowerArtist 安井竜樹とVisualArtist 坪井隆寛によるユニット。花の可能性を多角的かつ実験的に表現することで、リアルを超えた生命の体験を作品にしている。2015年より東京の路上を舞台にゲリラガーデニングを行う。2022年、world's end girlfriendと共に、音楽を生花で表現した4つのビジュアル作品をリリース。

3/15(金)~4/7(日)
東京スクエアガーデンアートギャラリー
(1階オフィスエントランスホール)MAP1

写真、映像、インスタレーションなど多岐にわたるwilquitousの制作活動の振幅を、未発表の作品も含めながら紹介。 ※土日祝休

3/23(土)~4/7(日)
日本橋交差点角(東京建物日本橋ビル敷地)MAP3

様々な人が交錯するこの場所から得たインスピレーションを作品化。様々な表情の花や植物が語りかけてくる。

2東京建物八重洲ビル

L.i.F design(リフデザイン) POP UP

1階屋外スペース
3/15(金)・3/19(火)・3/28(木)・4/4(木)

実店舗を持たないにも関わらず、遊び心のあるアートセンスで支持を集める花屋「L.i.F design」がYNKエリアに初進出。平日11時から19時までの営業でビジネス街に彩りを添えます。生花は1本から購入でき、予約なしでギフトラッピングも可能。

1東京スクエアガーデン

アート&クラフト市

1階貫通通路
3/23(土)・4/6(土)

東京スクエアガーデンが会場の毎月恒例のハンドメイドマーケット(※雨天中止)。Meet with Flowers会期中は、花モチーフの作品を揃えた「Flower POP UPブース」が出展します。

4日本橋髙島屋S.C.

華のおもてなし 

本館1階
3/13(水)~ 3/19(火)

いけばな池坊による“さくら”の大作を日本橋髙島屋の本館1階正面ステージにて展示いたします。迫力あるいけばなインスタレーションをお楽しみくださいませ。 

5京橋エドグラン

京橋エドグラン桜装飾「桜花爛漫」

京橋中央ひろば
3/15(金)~4/7(日)

京橋エドグランでは中央通り沿いの広場に桜装飾を設置します。広場では定期的にキッチンカーの出店や、飲食スペースも設けておりますのでぜひお立ち寄りいただき、春の訪れをお楽しみください。 

6東京駅八重洲口グランルーフ

グランルーフ桜ライトアップ

グランルーフガーデン膜屋根
3/15(金)~ 4/7(日)

4月7日(日)まで東京駅八重洲口のランドマーク「グランルーフ」が、桜をイメージしたライトアップで春の装いに。全長約230メートルの膜屋根がまるで桜が咲いたようにピンク色に染まります。 

6東京駅B1改札内「スクエア ゼロ」

TOKYO 桜吹雪 STATION 〜東京駅が送る春風エール!!〜

3/19(火)~3/24(日)

“進化系お花見”をテーマに、東京駅のプラットホームを模したセットの中で、紙製の桜吹雪にまみれて全身でお花見を味わうイベント。対象の催事・ショップで期間中に合計2,000円(税込)以上の購入の方に参加券をお渡しします。

7東京ミッドタウン八重洲

TOKYO MIDTOWN YAESU1st Anniversary「Moment of Bloom」

ガレリア(屋外空間)
3/8(金)~3/31(日) 

3月10日に開業1周年を迎える東京ミッドタウン八重洲では、7,000本を超える生花と竹をリボンによって彩った巨大なフラワーアートで皆様をお出迎えいたします。サステナブルな取り組みとして生花はメンテナンス時に花配りとして差し上げます。

8スターツ八重洲中央ビル
 
(スターツグループ本社)

春のお花でお出迎え 中央通り沿いウィンドウ 

3/15(金)~4/7(日)

街を見守るキリン像が目を引くスターツグループ本社では、春のお花でお客様をお出迎えします。また、中央通り沿いで営む日本料理「旬味 京橋本店」では期間中、ランチ御膳をご注文の皆様に桜アイスクリームを無料サービスいたします。 

近隣郵便局

フリーフラワー「ありがとうの花」

各郵便局窓口
八重洲地下街:3/26(火) 日本橋南:3/28(木) 京橋通:4/4(木)

日頃から郵便局をご利用いただいているお客様への感謝の気持ちを込め、フリーフラワー実施日に窓口にお越しいただいた皆様に郵便局社員から直接お花をお渡しします。 

※開催期間や内容は、予告なく変更する場合があります。

同時期開催の桜まつり・イベント 

美味しくてフォトジェニック

SAKURA FES NIHONBASHI 2024

日本橋室町エリア周辺
3/15(金)~4/7(日)

桜の名所が数多く点在する日本橋エリアを中心に、桜をテーマにした限定グルメやグッズが楽しめるほか、夜になると石造りの街並みにライトアップされた夜桜が映え、情緒のある風景に変わるのも見どころ。

下町らしい祭りの雰囲気

日八会 さくら祭り

日本橋プラザ(さくら通り) MAP9
4/5(金)~4/7(日)

東京駅前から茅場町方面に伸びる「さくら通り」は、桜並木のトンネルが体験できる“駅近”桜スポット。通りに面する日本橋プラザを会場に地域の飲食店の出店などがあり、家族でも楽しめるお祭り。 

京橋で過ごす祝いの季節

桜を愛でる会

京橋大根河岸おもてなしの庭 MAP10
3/22(金)・3/23(土)

江戸庶民の台所を支えた青物市場跡にある小さな公園で、地元・京橋一の部連合町会が催す会。街中を活気づけるバンド演奏にお花見と、春の一日をおめでたい気分で過ごせそう。

※開催期間や内容は、予告なく変更する場合があります。

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2023年度 Meet with Flowers
2022年度 Meet with Flowers
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